下町風来坊~小僧の温故知新~

こんにちは。北海道から数十年前に首都圏に移住。谷中のように、繁盛し続けている下町や商店街、ちょっぴり役割を終えつつある街並み、そしてもう役割を終えたはずなのに今も輝きの残照を残している旧色街など、江戸から平成までの生きた街の姿を紹介します。  ※当ブログで使用されている写真の使用・転載はお断りいたします。

見届けられた幸せ 国立 旧高田邸①

3月23日の日本経済新聞の朝刊「春秋」というコラム欄に、
東京の国立大学町(現国立市)で昭和4年に作られた医師の私邸が
今月末で取り壊しになり、今、特別公開中と紹介されてました。
kozoh55は居てもたってもいれなくなり、24日に訪れたのです。

国立、この街は関東大震災による校舎倒壊により移転を余儀なくされた
東京商科大学(現一橋大学)の移転先として、
箱根土地株式会社(後の国土計画、コクド)の手により
計画都市として開発されたのです。

国立駅南口、富士見通りを歩くこと15分くらい、静かに佇んでいました。
国立 高田邸 (170)_R
文化財として保護を受けていたわけではなく、
国立 高田邸 (172)_R
空き家の時期もあったそうです。

医師「高田義一郎」氏邸
国立 高田邸 (163)_R
この「国立大学町」開発にあたっての最初の洋館として建てられものです。
国立 高田邸 (159)_R
お邪魔します。
国立 高田邸 (157)_R

いきなり玄関先に現れるボイラー、そう、セントラルヒーティングなんです。
国立 高田邸 (116)_R
まだ、石炭ストーブだってどれだけ流通していたかという時代
国立 高田邸 (118)_R
各部屋の暖房、非常に珍しい物らしく、空調設備系の企業が解体時に引き取るそうです
国立 高田邸 (83)_R

このアーチ、いいですね~
国立 高田邸 (111)_R
古い洋館には今の建物に無い、柔らかな空間づくりがされていて
国立 高田邸 (112)_R
それが私には贅沢で、羨ましくなりました
国立 高田邸 (113)_R

スイッチ類も懐かしい、
国立 高田邸 (109)_R

そしてこの写真では伝えられませんでしたが、
白い壁の一部がうっすらと赤みが入っていたのですが、
高田義一郎氏が終戦時に疎開先で亡くなると、なんとこの建物は
GHQにより接収され、この壁はピンクに塗られたんですって

時代に翻弄された建物でもあるのです。
さあ、2階へ

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こんなステキな建物が壊されるの、、残念です
[ 2015/03/27 05:39 ] [ 編集 ]
Re: ちまちま子さんへ
お晩です、コメント下さりありがとうございます。
本当に来月早々には、この建物は壊されるのです、
それが事実のようです。
残念で仕方ないお話ではありますが、
落ち込んでいてもしょうがないですから、
「見届けられた幸せ」に感謝の気持ちで一杯です。
さあ、サクラ前線到来ですね!
楽しみであります。

[ 2015/03/28 00:29 ] [ 編集 ]
素晴らしい屋敷ですね
ありのままの感じも良いですね
行ってみたいけど特別公開なのですよね
[ 2015/03/31 00:58 ] [ 編集 ]
Re: ゆきゆきさんへ
こんばんは、コメント下さりありがとうございます。
そうですね、普通に生活していて気が付くと85年過ぎていた
そんな感じですね。
公開は3月25日までで、以降は非公開、更に4月以降
いつ解体になってもおかしくない、そんな印象でした。
やっぱり残念ですが、出会えたことへの感謝を
この記事として残させてもらいました。
またぜひ遊びにいらしてください。
[ 2015/03/31 20:59 ] [ 編集 ]
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