下町風来坊~小僧の温故知新~

こんにちは。北海道から数十年前に首都圏に移住。谷中のように、繁盛し続けている下町や商店街、ちょっぴり役割を終えつつある街並み、そしてもう役割を終えたはずなのに今も輝きの残照を残している旧色街など、江戸から平成までの生きた街の姿を紹介します。  ※当ブログで使用されている写真の使用・転載はお断りいたします。

藤沢宿 飯盛女

穏やかな風が吹く藤沢を訪れました、今日。

もう帰り際、目の前に現れたのは、藤沢の永勝寺に眠る「飯炊女の墓」
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飯盛女、江戸時代、宿場の旅籠屋で給仕をする女として「飯盛女」は公認されていた。
飯盛女は同時に遊女の役割も持ち、藤沢宿では遊郭は無かったが、
大鋸町では2カ所の旅籠で「飯盛女」を置くことを役所に公認されていたという。

「小松屋」の抱えていた飯盛女の墓は39墓。
飯盛女がこのように供養される場合は少なく、小松屋の温情が伝わると書かれていた。
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けれども、後ろ姿はやはり寂しげに見えました

迷宮との出逢い 川口エピローグ

「旧田中家住宅」
昭和26年には最盛期を迎えた味噌つくりは、その後減少し、
昭和50年には生産をほぼ終え、市が購入し、現在は国指定文化財となっている。

4代目徳兵衛は村会、県会、そして貴族院議員を歴任し、この屋敷は
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名士たちを迎えり社交場としての役割を担っていく
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それにしてもこれほどまでの施設が開放されて、入場料が200円、なんとありがたいことか

賓客を泊りで迎え入れた和館
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そして庭園も、
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茶室もこうして今も残されている
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一つ一つのシーンが
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絵画のようでもあり
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芸術作品なのだろう
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残してくださった方々に感謝したい
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いかがだったでしょうか、川口市にまつわる
2話の建物物語、その歴史にはいろいろな物語があるのでしょうけど
意外と資料は多くなく、
美しいその姿の紹介中心の記事になりました。
ご訪問くださった皆様、
少し意外なほど、川口のレトロな姿の記事を
楽しめていただけたなら幸いでございます。
またぜひ遊びにいらしてください。

kozoh55

迷宮との出逢い 川口の花咲く建物④

川口の花咲く建物、2話目。
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川口元郷駅から、5分ほど北の鳩ケ谷方面を歩くと
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いきなり史跡が姿を現す。「旧田中家住宅」
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江戸末期、2代目徳兵衛さんは大麦と豊かな地下水を使って
「麦麹味噌」の醸造業を始め、全盛期の4代目徳兵衛の大正12年に造られています。
煉瓦造り木造3階建て
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大変な富を得た家らしく、いろんな設備に驚かされる
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たぶん、これは家族が使用人を呼んでいるときに、
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電気でお知らせする秘密兵器!でしょう。
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金庫と言い、スケールの大きさに驚いてばかりのkozoh55
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華やかな場所ばかりでなく、生活の場所も公開されていて、リアル感満点
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さあ、2階に行ってみよう!
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迷宮との出逢い 川口の花咲く建物③

4代目嶋崎平五郎さんが和洋の風情を取り混ぜて作ったこの建物は、
「再現することが難しい建物」と言われているそうです。
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書院に入ると、欄間の彫りの深さが目に飛び込んでくる
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床の間に使われているのはインドの「黒檀」
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入手できないものがそこに使われている

凝りに凝った建具
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廊下に見えるガラスは、青ガラスを動かすとすべて一緒に動く凝りようで
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どこまでこだわっていたのか、嶋崎平五郎氏、、
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ええ、天井には屋久杉が使われています
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お庭も市の文化財、
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高層ビルとこのお庭が共存している不思議
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昭和に造られた洋館のファサード
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日本3大名石と言われる「佐渡の赤石」はこうして水を得ると真っ赤に佇んでいた
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財を成した方の多くは、医師にこだわるようです

そして、さりげなく玄関から入ると、右に見えてくる事務所の扉
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ラビリンス、迷宮との出逢い
[ 2016/02/25 00:22 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

迷宮との出逢い 川口の花咲く建物②

こんなトイレ、見たことがない
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この茶色い床材?はたぶん木なんだろうと
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タイルが本当に美しく残されている。欠けも美しさなるもの。
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男子用、なんと床が大理石
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天井も古の時代の高貴な人だけが作れたような凝った姿
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建具が全て立体的な
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実はこのトイレ、この施設の現役トイレ、ええ、ええ、
しませんとも、緊張しちゃいますから!

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圧巻は、この九谷焼?の流し
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だれがこんな意匠を考えたのだろう、、、
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建物の「花」が満開です

迷宮との出逢い 川口の花咲く建物①

JR川口駅から歩いて5分ほど、路地に3階建ての蔵が聳える
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真っ青な空が、私を歓迎してくれている


まるで、隠されているかのようなその姿
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「川口市 母子父子センター」
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旧鋳物問屋「鍋平別邸」
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ふっと目を左に向けると
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離れの洋館が見えてくる
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鋳物製造の中心地川口にあって、鋳物の販売によって莫大な財産を得て明治末期に母屋を建設
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母屋内部
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驚くべきは、この向こうの「離れ」昭和14年増築
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左側に「便所」らしきものの入口を発見
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ベネチアから取り寄せたガラス
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迷宮との出逢い 川口プロローグ

再び川口を訪れてみると、そこには建物の花が咲き誇っていました

こちらは、前回触れています
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こちらは、今回初紹介です
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明日から、ちゃんと紹介します

日光御成街道 川口宿の面影④

自分で言うのもなんですが、川口では建物との出会いが全てでした
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川口神社もなんというか、上品であります
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美しく残されているということの意味
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前を向いている狛犬を見ると
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「ああ、本格的だな」って思ってしまう私、乃木神社訪問以来、
そう感じるようになりました。

川口神社のすぐそこで発見しました
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根岸の「鍵屋」さんじゃないですけど
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こんな建物で居酒屋を始めたら
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私はすぐに飲みに行きます

そのまたすぐ近くの民家の中に埋もれている建物
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現川口市母子・父子福祉センター、旧「鋳物問屋鍋平別邸」
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ぶらっと歩いていて、こちらを見つけた時は
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もう、施設の営業は終了していました、残念

でも、また訪れる楽しみが増えました。
ここと、旧「田中邸」とをセットで見に行くしかありませんね!

それにしても、大名屋敷のような門構えに、やっぱり驚きますねえ
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君は、大名じゃないよね
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JR川口駅前にも
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古い建物がちょっぴり居たりするのです
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街灯も、古いのが残っています、戦後まもなくに作られたもの
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駅に到着、そうでした、この街にはデパートが存在しているのです
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いかがだったでしょうか、川口、私は楽しめて幸せ。
次回はもっと入り込めそうですよ

ご訪問くださった皆様、ありがとうございます。
またぜひ遊びにいらしてください。

kozoh55

日光御成街道 川口宿の面影③

川口の最古参の商店街も、現在の主役は駅周辺へと移り変わり
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寂し気な風情も感じられるものの
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路地の先には大名屋敷の門を移設したかのような迫力があり
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どうでしょう、この姿
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美しさといったら
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川口と言えば、江戸時代から続く「鋳物」工場、キューポラのある街、
そんな印象からすると、
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こういった、工場(こうば)がたくさんあるイメージで
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「株式会社長瀬留十郎工場」創業明治4年。まさに鋳物屋さんだった。

蔵も、この古い商店街に寄り添っていました
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君は、川口が似合う?似合わない?
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はいはい、余計なお世話でしたね。
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日光御成街道 川口宿の面影②

戦後の建物だと思える看板建築
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これは、明治まで遡りそうな、現役薬局
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「ナカニシ薬局」さん
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こういう壁の部分が歴史を感じさせてくれる
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蔵ももちろんあります
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日光御成街道からちょっと路地を入ると、大きな門が目に飛び込んできて
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この煉瓦塀は、古い、たぶんとても古い
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そして美しいのよ~
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煉瓦は塀だけでなく、建物として残されていました
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その先に見えるもの、まごうことなき「洋館」
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川口宿の名残とは、このことなんだろうか。