下町風来坊~小僧の温故知新~

こんにちは。北海道から数十年前に首都圏に移住。谷中のように、繁盛し続けている下町や商店街、ちょっぴり役割を終えつつある街並み、そしてもう役割を終えたはずなのに今も輝きの残照を残している旧色街など、江戸から平成までの生きた街の姿を紹介します。

大森 東口商店街で出会った味と笑顔

西口方面は高級住宅街と文士の街なら、東口はどうだろう。
駅の南側のガードを抜けて、いざ東口へ。
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おお~飲み屋街がいきなり登場。
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飲み屋さんの雑居ビル。大森は奥が深いです。
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そして、その街の中に純喫茶?が目に飛び込んで来ました。
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「珈琲亭ルアン」
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「この街のカフェ文化を支えてきました」そんな言葉が
聞こえてきそうな建物。
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売りはいろいろあるようです。
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豆を挽いて売ってくれるんですね、
何十年こうして売っているのでしょう。
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もちろん店内へ、「いらっしゃい」の声がかかり、
私は奥右手のテーブル席へ、、、

ブレンドを頼んで、一口飲んで、
ああ、これは、、この濃い味は、
そもそも私は珈琲はあまり好きじゃなかった、なのに
初めて、「美味しい」と心の底から感じてしまったのは、
この店が初めてなのかも知れない。
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なんだか、ずっと座っていたくなるような、落ち着いた内装、
この写真では伝えきれませんね。
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帰り際、カウンターにいたオーナーと思えるような
ご年配の男性に珈琲代400円を支払ったとき、
「ありがとうございました」の言葉と共に
これまた見たことがないような満面の笑顔がこぼれてました。
初めてのお客様にこの笑顔が出せるなんて、
自分もお客様商売をしているのに、
ご主人、本当にありがとうございます。
この笑顔、直に出会わないとお伝え出来ないです。

当たり前ですけど、こんな風なアーケード街が、
大森には普通にあることを紹介しておきます。
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最後に、駅のすぐそばで見かけた、歴史あるクリーニング屋さん。
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清潔感を出すために、青のタイルを使用してました。
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このマークが可愛くて可愛くて。現役のお店でしょうか。
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大森の紹介はこの記事で終わりとなります。
凄い街でしたここは。
文士の街として紹介する坂を上がると、まことに静かな
そう、高級住宅街が続き、そこから馬込まで、
沢山の文士達が住んでいてサロン化されていたのですね。
闇市から続いているような、山王小路。
看板建築達と、珈琲亭ルアン、、
憧れて住み始めた人は、すぐにその選択が正しかったことに
気が付くのでしょう。
また、ゆっくりとお散歩してみたい街です。
記事を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。

大森 地元密着ダイシン百貨店そして横丁跡地へ

「大森には、人気の地元だけのデパートがあるんだよ。」
そう耳にしていた私は、駅から蒲田方面へ。
そういえば、大田区という言葉の意味は「大森」の「大」と
「蒲田」の「田」を合わせた造語なのご存知でしょうか?

アーケード街発見!
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看板建築発見!アーケードが邪魔で邪魔で残念
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でも近くで見たこの眼鏡屋さんは、当時の姿そのままでしたよ。
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この写真見て感動する方は、私と同世代だということですね。
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店内に入りたかったのですが、結局、入らずに、、残念。

アーケード街の、カドヤというスーパーの近くの路地の風景。
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路地の裏手。たぶん、ここは過去に繁盛していた飲み屋横丁の跡地
なんじゃないかと、、お店の看板跡が残っている民家ばかりだったものですから。

そして、「ダイシン百貨店」を発見。
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ダイ(大)シン(森)という名前でわかるでしょう、ほんと
大森密着の百貨店は、驚くほど繁盛しておりました。
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街への愛情が感じされるコピーもお気に入りに。
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さすがに店内はあまり撮影できなくて、
でもこの食堂も人気でしたよ。
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「カレーライス」「ミートソース」「ナポリタン」
ノスタルジーの三種の神器が揃っていたら、
人気は衰えるはずはありませんね。屋上もこんなです。
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明日は、大森駅東口へ、、
出会ったお宝店舗が素晴らしい。

大森 ノスタルジーな駅前 山王小路

文人の地から、再び駅周辺へ、、、
大森といえば、「大森貝塚」を連想する人がまだ一杯居ると思います。
駅のホームにこんな碑があるのですから。日本考古学発祥の地ですよ、ここは。
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日本の中学の歴史教科書に必ず紹介された、日本最初の貝塚、
大森駅すぐそばにありました。
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明治10年、来日して東京大学の教授になるべく、アメリカ人モースは、
横浜から新橋に列車で向かっていて、偶然大森貝塚を列車越しに
発見したのでした。これが考古学の始まり物語なんです。
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今も線路のすぐ脇に。
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大森駅そしてその周辺は、何だかノスタルジック。どうです?
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こんなですよ。
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今日、一番来たかった場所の一つ、「山王小路」
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飲み屋街ですから、静かなのは、当たり前です。
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何だか好きなことをやってそうです。いいかも。
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「岸」という名前のお店は、何故だか良く見かけます。
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こんな通りを、おじいちゃんと女の子が一緒です。
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大森 偉人徳富蘇峰に触れてみる

こんな建築物が、ここにも、あそこにもありました。
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大森の「高級」住宅街の中で見かけた、「厳島神社」の公園です。
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この街は、たぶん一時期、洋風のものへの憧れがあったのでしょう。
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湧水が湧いて、先程の厳島神社の池に注いでいたのでした。
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馬込で見かけた看板建築。
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山王ロマンチック商店街。ドイツを意識した商店街は、
日曜日には、こんなにも静かに営業しているのです。
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公園でしょうか、こんな入り口に出会いました。
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ここは、明治・大正・昭和のジャーナリスト、徳富蘇峰の記念館なのです。
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面白そうな顔をしてますね。
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蘇峰は、「近世日本国民史」全10巻を自ら執筆して、織田信長の時代から
幕末から明治維新以降にかけての歴史を現したのです。これがその本です。
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蘇峰の自宅を保存して作られたこの記念館は、
まさにリアリティにあふれていて、そこで蘇峰が執筆を
いざ始めんとする当時の姿が目に浮かんできました。
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いいですよ、この記念館。

明日は、大森のあの横丁や商店街を紹介します。

大森 文士の街からこんにちは

大森といえば「江戸前の海苔」という印象を持ってましたが、
もっともっといろんな顔を持った魅力的な街だったのです。
これから紹介するのが楽しみなののであります。
どこにでもある街並みなんです。
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でも、ちょっと違います。いきなり坂を上ると現れる天祖神社。
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江戸時代からの木々がちゃんとそびえていました。
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大森と馬込には、明治大正昭和にかけて、たくさんの文人たちが
居を構えていたのです。
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宇野千代と尾崎士郎は、一時期夫婦だったのですね。
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女性が活躍する時代でもあったのですね。
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小道を上がり、新しい風家が見えてきました。どうです、この建物たち。
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植物たちが、きちんとデザインされてます。
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美しいです、このタイルの姿が。
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この街は不思議です。優雅なテニススクールがあるかと思えば、
こんな歴史三昧の建物が普通に並んでいるのです。
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こんな教会があることからして、街全体お洒落ですね。
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