下町風来坊~小僧の温故知新~

こんにちは。北海道から数十年前に首都圏に移住。谷中のように、繁盛し続けている下町や商店街、ちょっぴり役割を終えつつある街並み、そしてもう役割を終えたはずなのに今も輝きの残照を残している旧色街など、江戸から平成までの生きた街の姿を紹介します。  ※当ブログで使用されている写真の使用・転載はお断りいたします。

武蔵小金井 タイムスリップ 子宝湯と居酒屋「鍵屋」

子宝湯はあの千住から移築している昭和4年建築。
現在も営業を続けている大黒湯同様、まるで神社仏閣のような
厳かな姿に、まずは感動してしまった。
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いきなり芸術作品。
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このカゴ、ケロリンの桶は昔はどの銭湯にもあったことを思い出す。
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美しく復元されたのだろうけど、何しろここも、あそこも、美しくて、上品で。
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15円だったのは昭和何年の頃だったんだろうか。
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忘れてはいけない特別な場所、番台。時間があれば、ここからの湯船を見てみたかった。
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体が温まったら、次に行くのが、居酒屋「鍵屋」
建物自体は、安政3年というからほんと古い。
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店内は昭和45年頃の居酒屋の風情をそのまま再現している。
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今にも人が集まってきて、宴会が始まりそうですね。
この椅子、持って帰りたいな。
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小さい頃、夕方になると、いつも何か祭りが終わったような
寂しさを感じたものです。
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4時半には閉館となるため、たった2時間ほどしかこの街には居れなかったのです。
神田、上野、赤坂、様々な街で残さなければならない歴史的建築物を
地域開発のために苦肉の策として移設されてきた古き良き建物たちは、
この街で水を得たように神々しく輝いて、私やyokotako氏の目を
楽しませてくれました。まだ三分の一くらいしか見ていないのです。
また、お邪魔します。 kozoh55

武蔵小金井 タイムスリップ 武居三省堂と村上精華堂

ここからは、愛おしくなるような建物が続きます。
古き明治から昭和初期の建物が並ぶ街並み
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明治創業、昭和4年神田に建築された武居三省堂。
この三つの棟は蔵と文具店、花屋どれもこれも美しい。
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わかるでしょうか、この姿、アニメで見ましたね。
そう、「千と千尋の神隠し」の釜じいの部屋のモデルなんです。
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一つ一つにサイズ違いの筆が入っているんですね。
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どこもかしこも収収納ばかり、今営業していたらどんな魅力的なことか。
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小寺醤油店。昭和8年、白銀にて建築。
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本郷でも見かけた、古いレジがあります。
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これ、たぶん今でいう冷蔵庫なんですね。ラムネやビールが入っています。
たぶん、この中に氷を入れたのでしょう。
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夕暮れ時に、建物が美しく映えてきます。
村上精華堂は上野池之端にあった化粧品店。昭和3年建築。
モダンな姿は、当時店内に入ること女性の憧れだったのではないでしょうか。
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案外、店内は和風なのです。
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武蔵小金井 タイムスリップ 三井邸と高橋是清邸

東京江戸たてもの館に向かう途中、玉川上水が紅葉に包まれていた。
以前、春の桜に彩られたこの上水を紹介したのを思い出す。
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これは、普通の民家です。
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北口を出て約30分。小金井公園の中に現れた、「江戸東京たてもの園」入口。
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ゲストルームを越えた途端、江戸から昭和までの風景が始まるのです。
ここは江戸東京博物館の別館として平成5年に作られ、
現地保存が不可能な歴史的建築物を移設して29の建物が集められています。
「三井八郎右衛門邸」あの三井財閥の当主は歴代この名を名乗るそうです。
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蔵部分が明治、(三井家が非常に大事にしていた)
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客間、食堂は明治、
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母屋は戦後に西麻布に建てられたそうです。
このシャンデリアは有名な方の作品だそうです、
名前を聞いても覚えられませんでしたが、そのインパクトは凄かったです。
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蔵から見た邸宅。
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蔵相や2度総理大臣となった高橋是清邸
2・26事件の犠牲者としても知られてます。
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建築は明治35年(1902年)、赤坂にて建てられました。
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昭和11年2月26日 クーデターを企てた青年将校のてにより、
当時蔵相だった高橋是清は、書斎兼寝室のこの部屋にて命を落としている。
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三井八郎右衛門邸宅のシャンデリアはそれはそれは光り輝いていました。
高橋是清は日露戦争の際、軍費の調達に尽力した日露戦争勝利の
功労者であり、ふくよかな容貌から「だるま蔵相」などと国民に親しまれていた人で、
私ももちろん写真でしか見たことがないわけですが、親しみを感じました。
yokotako氏的には地味な普通の民家という印象でしたが、
そのとおり、豪奢なところのなかった方だったのではないでしょうか。

武蔵小金井 町を守り続ける和菓子職人

古い建物が、この地に移築され、博物館になってるらしい、
そんな話を聞きつけて、武蔵小金井の町に降り立ちました。駅は近代的。
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駅の一番近くで発見!Musako一番街。
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好きです、このちょっと、、、歴史ありな感じが。
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読めますか?「ビックリロード」今はただの通路になってました。
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商店街の細い路地。どこも懐かしい感じ。
それこそ、昭和30、40年代にはたくさんの人が集まったのでしょう。
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駅近くのもう一つの通りに和菓子屋さんを見つけました。「御菓子司 三陽」
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ご主人が出て来てくれて、この通りのお話を聞くことが出来ました。
「最大では40以上の店舗があった通りだったんだけど、今は25店、
いろいろ新しいお菓子作りにもチャレンジしてますよ」
と、オリジナルの生チョコ餅をご馳走してくれました。
チョコと牛皮と白餡が絶妙にミックス、嬉しい味です。
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看板の麩饅頭(ふまんじゅう)をその場で頂く。もっちり感がたまりません。
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後で、博物館で頂いた、「里しぐれ」素朴な甘さがお気に入りです。
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このお店、素敵な立ち寄りスポットですね。