下町風来坊~小僧の温故知新~

こんにちは。北海道から数十年前に首都圏に移住。谷中のように、繁盛し続けている下町や商店街、ちょっぴり役割を終えつつある街並み、そしてもう役割を終えたはずなのに今も輝きの残照を残している旧色街など、江戸から平成までの生きた街の姿を紹介します。  ※当ブログで使用されている写真の使用・転載はお断りいたします。

木更津 旅人に優しくて⑥

いやーこの日は暑かったのよ~
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「旅人に優しい」木更津、最初に出会った商店街の女商店主さんに、
「木更津に花街跡で建物が残っている場所、ありますか?」とkozoh55が訪ねると
教えてくれた場所に辿り着きました。
前の記事で紹介した昭和初期の建物街から少し海側に歩いたあたり、

「第一ホテルみほし館」
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いつ閉店したのか、これは廃墟に近い
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その向かいには現役の「割烹旅館 八幡屋」
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唐破風の屋根は美しくもあり
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威厳も感じました

威厳と言えばこの現役銭湯「人参湯」
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昭和7年創業、この建物は昭和27年。
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千鳥破風というのも、またいいもんですね

人参湯と道路を挟んで向かいにあった建物
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この柔らかな曲線を取り入れた姿、これは、
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右の窓は回転タイプ、なのだろうか、枠は鉄だったと思います
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タイルがこんな風に残されている建物は
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もう、殆ど見かけなくなりましたね

たぶん、これは「色町残照」なんだろうと

すぐ近くには、最近たてられた飲み屋さんが軒を連ねていました
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お前は少し、うちのにゃおじろうに似てるねえ
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結局、この日、一番元気だったのは
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そう、しょじょじのたぬきなんですね
「逆さ狸 きぬ太君」というそうです

いかがだったでしょうか、木更津
小田原には猿が歩いていましたけど、木更津にはたぬきがいましたね、まじで
あれー歌舞伎で有名だったのを忘れてましたよ

はいはい、ここが「与三郎」のお墓
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ここが「こうもり安」のお墓
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どちらも実在の人物で、気風が良くて人気者だったそうです
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まだ、木更津の事を、知り始めただけです
ご訪問下さった皆様、感謝申し上げます。
またぜひ遊びにいらしてください。

kozoh55

木更津 旅人に優しくて⑤

「紅雲堂書店」
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もちろん現役で、小さな店名が右から左へ
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「戦前の建築かな?」ぐらいの気持ちで店内に入ると

店内の棚は更に年季が入っている感じで、
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お店のご主人が「いらっしゃい」と声をかけてくれたので
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「建物は昭和初期位ですか?」とkozho55が訪ねると、
一呼吸あって、「いやあ、江戸時代ですよ」
さらに、「関東大震災の時にも倒れなくて、瓦屋根をトタンにしただけですよ」と

本当だ、この入口の金物が大正・昭和ではないよと、教えてくれた
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「紅雲堂書店」さんは、江戸時代は干物の卸をやられていて、
なんと明治元年に本屋さんに商売替えなさったそうです、なんという先見の明でしょうか、

なんと、お店のご主人が私に飴と冷たいお茶までごちそうしてくださったのです
ありがとうございます、暑かったので生き返りました。

「安室薬局」昭和4年建築。
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典型的な看板建築ですね
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窓を囲うアーチと装飾が丁寧に施されてます
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嬉しいです、こういった丁寧に作られた建物を見ることが出来て
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小さな建物ですけど、ここも美しい姿で
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この下の部分を見ると、戦前の建物だと思ってしまいます
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明日が最後の記事です

木更津 旅人に優しくて④

木更津駅近く、アーケード街に戻り、その先へ
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「内山洋品店」葉に覆われて見過ごしてしまいそうな、
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昭和10年建築の「看板建築」、柱周りのデザインがさりげなく美しくて
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惚れ惚れと見ていたら、ご主人と奥さんがお店から出てきてくれて
「隠れてしまっているけど、建築当時は縦に店名が入ってたんだよ」と、

「この真ん中、空襲の時に焼夷弾が落ちてきて、ここに当たったんだよ」
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すぐ消たから良かったんだけど

「父が古いものを残してくれてね、このアイロンは炭を入れるんだよ」
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「軍人さんの水筒だね」
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ご夫婦にお礼を言って、次の建物探しへ、
「旧金田屋洋品店」創業明治7年、建物は昭和7年。
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なんだろう、この看板建築の「美しさ」ったら
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この日一番の建物との出会いかな
ステンドグラス、かな、飾りガラスか
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美建築との出会いは、まだまだ続く

木更津 旅人に優しくて③

證城寺のこれまたすぐそばには、花街があったそうで
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その証となるの建物、「見番」それが
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「木更津芸寮組合」
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地番で唯一となった現役の見番、、、見番とは料亭への芸者の手配芸者の育成、花街の統括管理の場所
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最盛期は200人の芸者がいて、華やかだったこの街、今、2名が残って頑張っているそうです

振り向いて向かいの建物を見ると、、

君たちは、芸者じゃないよね?まさか舞っているつもり?
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知らん、
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話しかけないでください!
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ええ、わかりましたとも

この街は、どうにも、惚れ惚れ、惚れ惚れ
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止まらないですね
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木更津 旅人に優しくて②

みまち通りのその先には、いきなり昭和が連なって登場
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こんな正統派な銅板看板建築と出会えるなんて、でも店名すら知らない
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昭和7年創業、「きそば ふじや」さん、建物は戦後との紹介でしたが、
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2階の風情がたまらなく昭和初期でしたよ

さらっと、蔵を見つけて
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見とれていた、その先に
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しょっ、しょっ、證城寺(しょじょじ)が見えてきて
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やっぱり、この地に狸の集会所があったことを
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この碑文は伝えてくれているのです(笑)
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「♪たんたんたぬきの」はぶんぷく茶釜、館林
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「しょじょじ」はここだったんですね。知らなかった千葉県民、kozoh55破れたり、、、
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いやあ、この額がまた好きです、木更津
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