下町風来坊~小僧の温故知新~

こんにちは。北海道から数十年前に首都圏に移住。谷中のように、繁盛し続けている下町や商店街、ちょっぴり役割を終えつつある街並み、そしてもう役割を終えたはずなのに今も輝きの残照を残している旧色街など、江戸から平成までの生きた街の姿を紹介します。

皇居周辺 将門塚

工事中だった大手門を出ると、そこには日本の高度経済成長を支えた一流企業達がそびえる、大手町・そして丸の内が現れる。その高層ビルの一角、三井物産本社の脇に、それはありました。
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平安時代に関東を統治し、自らを「新王」と称するほどになりますが、藤原秀郷などの朝廷からの征伐を受け、結局首を討たれてしまいます。その時の将門の無念さが京に送られた首が飛んでこの地に戻ってきたと言われてます。ここは当時神田明神が所在しており、将門怨念を鎮めるために高名なお坊さんが作ったようです。
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それにしても、ここで登場する藤原秀郷の子孫が奥州藤原家になったと言われてます。すごいつながりですね。
あ~あ、疲れたなと思い、万歩計を見てみたら、15000歩を数えてました。友人TAKO氏、写真ありがとう。次回下町?ツアーは10000歩で許してあげるよ。

皇居周辺 本丸・二の丸へ

今は何もない原っぱに、忠臣蔵で有名となった、江戸城松の廊下跡地が、看板だけで紹介されていた。ほとんどが更地になってしまい、公園然として変貌した江戸城跡、そして皇居。富士見櫓はその中でも江戸時代の面影をそのまま残している貴重な櫓だそうだ。そういえば、他のお城でも、天守閣はもうないが、当時の櫓は現存している場合が多い。
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4時には閉園になると聞き、あわてて歩みを早め、出口である大手門に向かう。その途中、三つの番所に出会う。
一つ目が大番所。与力・同心が警備に当たる。
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百人番所には同心100人が配備。これが一番大きい。
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そして同心番所。妙に古風な感じを強く感じられて、一番それらしかったかな。この3っつはすべて当時からの建物が残っているのです。
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皇居周辺 武道館を通り抜け

かの有名な武道館を横目に、北の丸公園に辿り着く。この辺りからマラソンランナー風の方が目に入りだす。
なぜ、ここにあるのかはわからないけど、吉田茂の像が、誰にも注目されずに、笑顔で立っていた。前から感じていたことだけど、この人は愛嬌があって、可愛いです。
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北の丸公園を過ぎて、北桔橋門から本丸に入ると、そこには江戸初期には51メートルの高さでそびえていた「天守閣」跡が堂々と座していた。
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天守閣土台に上り、周りを見渡す。天守閣があったころ、徳川家光は富士山や増上寺などすべてをわが眼前に捉えることが出来たのですね。贅沢極まりなし。
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いよいよ皇居に

靖国神社の資料館で軽く太平洋戦争時代の遺品のゼロ戦や大砲の本物を目にすることが出来て、それはそれで感動しつつ、いよいよ江戸城跡に向かう。田安門が見えてくると、その周りは恐ろしく深く大きな堀が見えてきた。
ここからの写真は、友人のTAKO氏からの提供だ。
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江戸時代に入り、侵されることなく今日に至る江戸城内掘り、外堀の多くはもう埋められてしまっているらしい。
ただただ、建築物としての美しさと、スケールの大きさに目を奪われた。(目を奪われて、ついつい進入禁止の場所に足を入れたら、警察官にマイクで指導された。
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門を潜ると、また門が見えてくる戦国時代を経ているお城独特の作り、敵の侵入を防ぐための有効な防御法だったのだろう。
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皇居周辺 靖国神社初めての詣

九段下に向かうと、過去の戦没者を祀る「靖国神社」が見えてきた。骨董市が参道で行われているためか、普段もそうなのかはわからないけど、観光や詣で客の数は多く、バスツアー?客らしき集団も見受けられた。
最初に見えてきた「大村益次郎」像。何故?大村益次郎か?戦没者ではないし。戊辰戦争の英雄は、日本の軍隊の創設者になるからなんだろうか。その姿は威風堂々そのもの。
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この神社は長い、というか奥が深い。やっと大きな鳥居が見えてきた。
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菊の御紋を見ると、なんだか心が引き締まるのは私だけなのだろうか。

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本殿ではお約束の作法をきっちり守りながら、みなさん参拝を行っていた。私も参拝した。やはり、戦争での犠牲者のご家族なのだろうか。
私も実は父の兄である叔父さんが沖縄戦で、亡くなっている。
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参拝を終えて、右側の戦争に関する展示があるところに行ってみると、外国人の姿が、、、、
インド代表の判事「パール」博士。東京裁判において唯一戦犯の無罪を主張した方だ。
当たり前だけど、靖国神社は戦争で亡くなった方々を祀っているのだ。
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