2014-01-28(Tue)
尾久 眺めのいい部屋(ふうけい) 2
夕暮れ時はさみしそう(N・S・P)
先程の「尾久珈琲亭」に再び、
「こんにちは」
恰幅のいい男性と、奥様らしきお二人、一見して
もう店じまいの雰囲気。
私「ごめんなさい、もうお店、終わりですか?」
ご主人「ああ、大丈夫、大丈夫、お客さんが来ないから、
今日は終わりにしようかって話してたところだったんだ、
いらっしゃい」笑顔が素敵なご主人。
私はブレンド、yokotako氏はキリマンジャロ。
カウンターの壁面にはカップが並ぶ
「もう長くお店をやってらっしゃるのですか」
ご主人「脱サラして夫婦で一緒に始めて、もう30年経つね」
私「そんなに長くやってらっしゃるのですか」
ご主人「始めた頃はこの病院の患者さんや付添いの方なんかで
たくさんの人が来てくれてね、二人して手一杯働いたよ」
「借金いっぱいあったけど、最初の何年かで返しちゃった」
私「すごいですね~それは、でもいろいろ大変だったんでしょう」
奥様から、
「私ね、珈琲が好きだから」
嬉しそうに一言。ああ、そうなんだ、好きだから続くんだ。
その後は、珈琲好きのyokotako氏と奥様の会話が続く。
「ご主人、この場所は、正式には『おく』なんですか『おぐ』なんですか」
ご主人「ああ、僕らは『おぐ』って言っているけど、お役所に聞いたら、
『おく』っていうのが正しいんだそうだよ」
「へー、そうなんですか、なんだか不思議ですね、
だって、駅は『おく』銀座商店街は『おぐ』でしたよ。」
「そうなんだよね」
40分ぐらいいただろうか、珈琲を飲み終えて、
「ごちそう様でした」と私とyokotako氏。
奥様に代金を支払い終えた時、
「どう、珈琲は美味しかった?」と、
真っ直ぐに私の方を見る奥様はどこか子供の様な笑顔でした。
私は言葉を返しました。
ショートショートな物語、
尾久(おく)の紹介はエンドレステープのように続きます。
また逢いましょう。
先程の「尾久珈琲亭」に再び、
「こんにちは」
恰幅のいい男性と、奥様らしきお二人、一見して
もう店じまいの雰囲気。
私「ごめんなさい、もうお店、終わりですか?」
ご主人「ああ、大丈夫、大丈夫、お客さんが来ないから、
今日は終わりにしようかって話してたところだったんだ、
いらっしゃい」笑顔が素敵なご主人。
私はブレンド、yokotako氏はキリマンジャロ。
カウンターの壁面にはカップが並ぶ
「もう長くお店をやってらっしゃるのですか」
ご主人「脱サラして夫婦で一緒に始めて、もう30年経つね」
私「そんなに長くやってらっしゃるのですか」
ご主人「始めた頃はこの病院の患者さんや付添いの方なんかで
たくさんの人が来てくれてね、二人して手一杯働いたよ」
「借金いっぱいあったけど、最初の何年かで返しちゃった」
私「すごいですね~それは、でもいろいろ大変だったんでしょう」
奥様から、
「私ね、珈琲が好きだから」
嬉しそうに一言。ああ、そうなんだ、好きだから続くんだ。
その後は、珈琲好きのyokotako氏と奥様の会話が続く。
「ご主人、この場所は、正式には『おく』なんですか『おぐ』なんですか」
ご主人「ああ、僕らは『おぐ』って言っているけど、お役所に聞いたら、
『おく』っていうのが正しいんだそうだよ」
「へー、そうなんですか、なんだか不思議ですね、
だって、駅は『おく』銀座商店街は『おぐ』でしたよ。」
「そうなんだよね」
40分ぐらいいただろうか、珈琲を飲み終えて、
「ごちそう様でした」と私とyokotako氏。
奥様に代金を支払い終えた時、
「どう、珈琲は美味しかった?」と、
真っ直ぐに私の方を見る奥様はどこか子供の様な笑顔でした。
私は言葉を返しました。
ショートショートな物語、
尾久(おく)の紹介はエンドレステープのように続きます。
また逢いましょう。